バスタイムは、体を清潔と健康を保ちつつ、心身の疲れを癒す大事な役割を持ってますね。
今日はバスルームで使うフランス語表現をまとめてみました!
バスルーム=お風呂とトイレ。
一日で何回も使う場所だから重要だよね。
昔、「トイレの神様」って歌があったよね。
おばあちゃんとの思い出の話だよね。
今日はトイレを含むバスルームで使うフランス語をやってくよ!
バスルームで使うフランス語
バスルームに関する単語
バスルーム | la salle de bain |
バスタブ | la baignoire |
洗面台 | le robinet |
鏡 | le lavabo |
蛇口 | le robinet |
シャワー | une douche |
石鹸 | le savon |
シャンプー | le shampooing |
コンディショナー | l’après-shampooing |
便器 | la cuvette |
トイレットペーパー | le papier toilette |
タオル | la serviette |
手を洗う
Je me lave les mains.
私は手を洗う。
laver=洗う は再帰動詞(動作が自分に帰ってくる動詞)なので
「手を洗う」は「Je me lave les mains」となります。
ここで人称パターンと不定詞(動詞)laverの活用パターンをやっておこう!
私は | je | lave |
君は | tu | laves |
彼は/彼女は | il/elle | lave |
私たちは | nous | lavons |
あなたは/あなたたちは | vous | lavez |
彼らは/彼女たちは | ils/elles | lavent |
手は二つあり、複数なので les mainsとなってます。
顔を洗う
Je me lave le visage.
私は顔を洗う。
顔はひとつなので単数で、私は顔を洗うは Je me lave le visage となります。
自分の顔や手なのになんで「私の」にあたる ma を使わないの?
Je me lave le visage は私は私について「その顔を洗う」という意味になるので
mon visage ではなく、le visage なんだよ。
トイレに行く
Je vais aux toilettes.
私はトイレに行く。
vais は je の時の活用形。
それでは、不定詞allerの活用パターンをやっておこう!
*人称の和訳はさきほどやったのでここでは省略。
je | vais |
tu | vas |
il/elle | va |
nous | allons |
vous | allez |
ils/elles | vont |
トイレは男性名詞で複数で使われるので les toilettes となり、 この前に~にあたる à がついて aux toilettes となります。
à+冠詞
àに冠詞と名詞が続くと名詞の性によって形が変わります。
à + le ➔ au
à + la ➔ à la
à + les ➔ aux
ところでトイレが何で複数になってるの?
トイレはたいてい一家に一つだよね。
それはね、フランスではトイレは一家に一つではなく、集合住宅などでは共用だったんだ。 学校や会社のトイレみたいな感じ。 だから複数形で使うのが慣例になってるんだよ。
シャワーを浴びる
Je prends une douche.
私はシャワーを浴びる。
prendre=取る は英語のtakeにあたる語で シャワーを浴びる、食事を取る、持って行く、電車に乗るなどいろいろな操作を表すのに使われる便利な動詞です。
では、不定詞prendreの活用パターン
je | prends |
tu | prends |
il/elle | prend |
nous | prenons |
vous | prenez |
ils/elles | prennent |
douche=シャワーは女性名詞なので使う時は冠詞のuneがついて une douche になります。
顔を洗う時はle visageなのにどうしてシャワーの場合はune doucheなの?
顔は自分の顔で固有の顔だからleがつくんだ。 でもシャワーは同じ形、同じような形のシャワーは一般家庭にもホテルにも学校にもあるよね。 だから不特定多数のひとつという意味でune doucheになるんだよ。
お風呂に入る
Je prends un bain.
私はお風呂に入る。
この場合も、prendre=取る を使います。お風呂は不特定多数のお風呂のひとつになるので un bain になります。
不定詞prendreの活用パターンは、「お風呂の入る」を参照してね。
歯を磨く
Je me brosse les dents.
わたしは歯を磨きます。
brosserも再帰動詞で歯は複数なのでles dents よって歯を磨くは、Je me brosse les dents になります。dent=1本の歯 dents=複数の歯 人間の歯は複数あるので、歯を磨くは se brosser les dents となります。
*seは目的語の総称になります。
では、不定詞brosserの活用パターン!
je | brosse |
tu | brosses |
il/elle | brosse |
nous | brossons |
vous | brossez |
ils/elles | brossent |
定冠詞 le la le les
定冠詞は英語のtheにあたり、特定のモノや人、場所を指す時に名詞の前に付きます。
定冠詞は後に続く名詞の性と数によって形が変わります。
男性名詞に付く場合 ➔ le ➔ le garçon 男の子
女性名詞に付く場合 ➔ la ➔ la fille 女の子
複数の名詞に付く場合 ➔ les ➔ les enfants 子どもたち
あれ?中性がないね。
そうなんだよ。
les enfantsの中に男の子もいれば女の子もいる。
でもこんな場合は男性名詞の集合体と考えるんだ。
大人の複数の男女のグループがいたとしよう。
その場合、このグループは全体で男性扱いになるんだよ。
ひげを剃る
Mon père se rase.
父はひげを剃ります。
mon père=私の父 です。seは人称代名詞で彼の、彼女のにあたる語で、男女同形で使います。
mon père が出たんで、ここで家族の呼称をやっておこう!
私の父 | mon père | 私の両親 | mes parents |
私の母 | ma mere | ||
私の祖父 | mon grand-père | 私の祖父母 | mes grands-parents |
私の祖母 | ma grand-mère | ||
私の息子 | mon fils | 私の子供たち | mes enfants |
私の娘 | ma fille | ||
私の孫息子 | mon petit-fils | 私の孫たち | mes petits-enfants |
私の孫娘 | ma petite-fille | ||
私の兄/弟 | mon frère | ||
私の兄 | mon grand frère | ||
私の弟 | mon petit frère | ||
私の姉/妹 | ma sœur | ||
私の姉 | ma grande sœur | ||
私の妹 | ma petite sœur |
年配や年上を表す場合はgrandを使って、年下の場合はpetiteなんだね。
マルセイユの石けん Savon de Marseille
マルセイユの石けんは、100%天然植物材料から作られていて、さっぱりした洗い上がりなのに肌がつっぱらない、という乾燥肌には嬉しい石けんです。石けんの先祖は紀元前3世紀頃、古代ローマ時代で生まれました。 この先祖の石けんは私たちが知っている今の石けんではなく、羊の油と木灰を混ぜたものでした。なぜ羊の油が使われたのかというと、古代ローマでは神殿の行事のひとつとして羊をお供えしていました。おそらくその行事の中で焼いた羊から出る脂が灰と混じったのでしょう。
さて、この羊脂と灰の塊は汚れを落とすので珍重されていましたが、臭いは強烈でした。 この臭いを解消したのが、マルセイユの石けんでした。 マルセイユは地中海に面しているので、良質のオリーブが採れました。このオリーブから採れるオイルとマルセイユ近郊の三角州カマルグで採れる草の灰で新しいタイプの石けんが造られるようになります。臭い石けんしかなかった時代においてこれは画期的な石けんのイノベーションでした。マルセイユの石けんはサボン・ド・マルセイユと呼ばれ、人々から愛され、地中海を飛び出して世界へ広がっていきました。
ところが有名になるについて、動物の脂が混じる粗悪品のサボン・ド・マルセイユが出回るようになったため、ルイ14世によって厳しい規制が施行されます。そしてナポレオン時代にマルセイユ石けんを保証する法令が出され、厳しい製造基準ができました。 こうしてサボン・ド・マルセイユの品質が守られ、時代とともに原材料や製造方法が変化し、今なおマルセイユの石けんとして今もなお多くの人々に愛用されています。
純和風の我が家にはオリーブオイルはなかったから長らく憧れの油だったなぁ。
オリーブは実も油も料理にも使えるし、油は美容や薬にも使えるから万能植物だよね。